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電気設備工事とは

電気設備工事には、建設現場に電力を供給するための工事用電気設備工事(仮設電気工事)と、完成する建造物で使用する一般電気設備工事(本設電気工事)があります。いずれも有資格者でないと工事が認められておりません。
千秋電気では専門の資格を持つスタッフが、仮設電気工事をメインに本設電気工事も行っています。

仮設電気工事

仮設電気工事は、建造物を完成させるために必要な電力供給に欠かせない工事です。主な利用箇所は、事務所の電源、現場を照らす照明設備、搬送用エレベーター、大型クレーン、電動工具などで、あらゆる機械が含まれます。

仮設電気工事が行われない場合、建設現場で必要な電力が確保できず、電動工具や照明が動かなくなるので、現場での作業が難しくなります。また、作業環境の安全性が損なわれ、機器の正常な動作も確認できません。

コンセントや照明器具の適切な配置が重要で、不適切な場所に設置すると作業効率が低下し、予定よりも工事が長引く可能性があります。また、使い勝手の悪い配置だと職人から不満が出ることがあり、最終的には作業のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
仮設電気工事では、職人が作業しやすくなるような設計にすることが大切です。

仮設電気工事のため、工事が終了すると設備は撤去されますが、建設現場やそこで働く職人にとって欠かすことのできない重要な役割を担っており、その後の工事の作業効率に大きな影響を与える要因となっています。

業務の流れ

  1. 現地調査・設計・お見積り
  2. 電力会社への申請
    書類作成、申請手続き
  3. 施工
    ・低圧・高圧受変電設備工事
    電力会社からの引込工事、現場内の変電設備などの設置
    ・幹線設備工事
    現場の外周や躯体内に電力を供給するためのケーブル配線工事、分電盤設置
    ・照明設備工事
    現場内や事務所、作業員詰所などあらゆる場所に照明設備を設置
    ・揚重機用電源工事
    タワークレーンや仮設エレベーターなど、現場の揚重機を動かす電源工事
  4. 盛り替え工事
    分電盤、照明器具などの配置変更や増設
  5. 保守点検
    3.4で施工した電気設備が安全に維持できているか点検し、必要に応じて交換修理などのメンテナンス
  6. 撤去

本設電気工事

本設電気工事は、建築物が完成した後に行われ、安定した電気供給を確保するための工事です。
主な利用箇所は、工場内部の機械の電源・配線設備工事などです。

その他工事

建柱工事
電気土木工事
例:街路灯・防犯灯

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